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数量:
定価:予定 本体 1,500円(税別)
四六判 縦1段組
ソフトカバー 312頁



■ 高齢社会になって、脳・心臓の疾患による突然死が急増している。ピンピンコロリで、死の寸前まで健康であってポックリ死ぬことは理想と言われているが、寿命であればそれはそれでおめでたい事と言えるが、まだ妻子が若かったり、仕事半ばの壮年期だったりしたら、それは不幸な現象となる。そうならないための予防の書。

本 書 の 特 色

●医学・医療の分野で、手つかずの分野であった「突然死」が、著者の幅広い調査、文献博捜、資料蒐集等により画期的な解明をみて、江湖にその成果業績を問うたのは1990年初めでした。
●以来、「突然死」は、社会的大反響を呼び起こし、政府は「救急救命士法」を成定し、本書の著者にも、原因の究明だけでなく、その予防や健康保持のためには、どうしたらよいかについて、執筆してほしいという要望が、数多く寄せられました。
●本書は、その要望にお応えして、増補新訂を行いました。

本 書 の 内 容

   目 次
    第4版のまえがき

■1:突然死とは何か
   1 平成元年春・文士の急死
   2 幽明の境
   3 脳死
   4 DOA(来院時死亡)
   5 突然死
   6 監察医務院

■2: 脳卒中と突然死
   1 脳卒中
   2 突然死への過程

■3: 心臓性の突然死
   1 ある人の例
   2 突然死の発生と心臓障害との関連
   3 突然死はいつ起こるか
   4 突然死の病理的基盤
    5 突然死の発生と処置
    6 突然死の致死的不整脈
    7 ペンシルバニアに発生した突然死
    8 学童に起こる突然死
    9 突然死と心筋異常
    10 スポーツ時の突然死

■4: 不整脈と突然死
    1 平成二年の春・力士の急死
    2 死体解剖
    3 検 屍
    4 突然死の本態
    5 突然死と自律神経の影響
    6 突然死と刺激伝導系異常

■5: ポックリ病
    1 青壮年急死症候群
    2 悪 夢
    3 乳児突然死症候群
    4 ピックウィック症候群
    5 バゴオン
    6 夢魔の正体
    7 アジア難民の突然死
    8 ブルガダ症候群
        (1) ある旅行者のエピソード(心臓の危機)
        (2) ブルガダシンドローム
        (3) 突然死とブルガダ症候群
        (4) ブルガダ症候群の予後と治療

■6: 突然死の原因
    1 突然死原因のほぼ半数が心臓にある
    2 突然死の発生は男性に多い
    3 午前中の突然死が多い
    4 突然死への第一段階
    5 突然死への第二段階
    6 突然死への第三段階
    7 突然死への第四段階
    8 突然死への第五段階
    9 突然死への第六段階
    10 突然死への進行過程
    11 突然死発症を究明する手がかり(病理的検索の紹介)
    12 突然死発症の謎を解明するキーポイント

■7: 突然死の予防
    序 突然死のリスクを減少するキーポイント
    1 生へのUターン
        (1) 突然死救助のための救急体制確立
        (2) 致死的不整脈の発生防止
    2 突然死街道への通行止め
        (1) 疲労徴候の出現と対策
        (2) 過疲労の元凶を知る

■8: 突然死対策の進展
    1 突然死をめぐる社会の動き
        (1) 救急救命士の誕生
        (2) 医学界の反応
        (3) マスメディアの反応
    2 突然死対策の現状と将来
        (1) 突然死の増加
        (2) 関係当局の対応
        (3) 突然死高度危険者の検出

    参考文献
    索 引